王の覚醒 GOZILLA 更紗的鑑賞術
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他に依存することなく
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ゴジラ キングオブモンスターズ 観てきました
ゴジラのみならず モスラ ラドン キングギドラという
東宝怪獣映画の至宝が大挙して 押し寄せてくる
最新のテクノロジーと 驚異的なイマジネーション
怪獣同士の激突を かつてないクオリティで映像化したのは
幼い頃からゴジラの大ファンだったという
マイケル・ドハティ監督
ＳＦや怪獣ものは VFXに興味があるため鑑賞しますが
最近の VFX技術は もう素晴らしすぎ
まるで 絵画に生命が宿ったような映像！！
なぜかって
アーティストたちは
レンブラント・ファン・レインの作品をはじめ
歴史的な名画や 水彩画を多数研究し
その雰囲気や 光の描き方をアートに取り入れたという！
レンブラント
キリスト昇架 （The Raising of the Cross）
私の大好きな画家 レンブラントは
光と影の技法を現わす天才であり
本当に大画面からは
レンブラント技法を彷彿とさせる美しさで驚愕
ゴジラの青い閃光 モスラの羽ばたき ラドンの炎に
光と影の美を観る
音楽も素晴らしく
東洋的な笛の音色 ストリングスとホーンの華々しさ
重厚さが 段階的に加わっていき
神々しい音楽を織りなす
『 ソレソレ 』 『 ソイヤ ソイヤ ソイヤ 』
という 日本祭り的掛け声に 驚愕しつつ
監督の 細やかでいて大胆な日本愛を垣間見る
単純に怪獣映画と言えない 超えた作品
ある宗教を ギドラにあわせているあたりも秀逸
ギドラは外来（地球以外生物）で地球を破壊する
ゴジラはじめ 地球の巨大生物は
それを阻止し戦う
古代文明 アトランティス レムリアを思わせる海底の秘密
神話にも描かれる 巨大生物と人間との共存
巨大ハリケーンや 大地震 噴火に置き換えて観ると
より 理解できることが多数
渡辺謙さんが 芹沢博士の役で出演
芹沢博士のセリフは 私の内に深く響くものが多々
生物に対する考え 地球への想い
命懸けで いや 自らの命と引き換えにゴジラを救った博士
この星の守護神であるゴジラを護ることは 地球を護ること
死の間際
芹沢博士と ゴジラの見つめあう瞬間
つぶやいたセリフに 思わず涙
死闘の末 ギドラを倒したゴジラに
巨大生物たちが集結し 畏敬の念を表し頭を垂れるシーン
高らかに咆哮するゴジラ
そこへ ジャーンと 大きく出るタイトル
『 Godzilla King of the Monsters 』
粋で かっこよすぎ 鳥肌もの
まさに 王の覚醒！
まるで ライオンキングのシンバ誕生場面を彷彿させる
特別研究機関MONARCH（モナーク）は
多宇宙にいたときの記憶にかぶるところがあり
鑑賞しながら 魂歴は 封印解除されていった
また 聖書的な匂いも醸し出され
黙示録さながらの終末感は 十戒を思わせる
日本ゴジラ 文化へのオマージュが 散りばめられ
監督の 日本へのリスペクト 深い愛を感じた
最後 エンドロール
GODZILLA himself
GHIDORAH himself
MOTHRA himserf
RODAN himserf
さすが ハリウッド映画 なんて素敵なの！！
照明がつく最後の最後まで 席を立ってはいけない
次回へ繋がる重要シーンがあるから！
今回は 琥珀もいっしょで 日本語版でしたが
２回目は 字幕にしよう
怪獣たちの 必殺技シーンは
科学の学び エネルギー放射の参考になり 楽しかった！
鑑賞中 龍のカイ君が 建物上空にきてくれて
映画館内は 龍神エネルギーに包まれたのだった
青い閃光を発する このシーンが好き
これに合わせて 私もエネルギー大放射して
超絶ぶっとび 気持ちよさ
日本のゴジラは 今や
世界中で愛され 映画化される誇らしい存在！
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